どこが山頂なのかよくわからないまま、小蓮華を過ぎ、少し下ると、三国境です。ここはご覧の通り、稜線が二列に分かれる二重山稜になります。
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| 三国境付近の二重山稜 |
今回の山旅では密かに期待していた花がありました。
九十九草(ツクモグサ Pulsatilla nipponica)と得撫草(ウルップソウ Lagotis glauca)です。いずれも分布域の極めて限られた高山植物で、前者は本州ではここ白馬と八ヶ岳のみ、あとは北海道の二、三の山、後者はここ白馬と八ヶ岳、北海道礼文島の三ヶ所しか知られておりません。更に開花時期が早く、本格的な夏山シーズンには花が終わっていますので、なかなかお目にかかる機会がありません。前回の縦走の時がそうでした。今回は少し早いので、なんとか・・・と念じつつ・・・。
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| ガレ場にはツクモグサやミヤマキンバイ、イワツメクサ、ウルップソウなどが列を作ってました。 |
| ツクモグサのアップ。前年の枯れた茎や葉を腰蓑のように纏っています。 |
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ツクモグサの写真はこちら(の下の方)にも展示してます。 |
得撫草・三態
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| 雪渓の近くに咲くウルップソウ。 |
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ハクサンイチゲとウルップソウ |
| 岩陰に大きな株を見つけました。 |
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ウルップソウはとてもユニークな姿をしています。数ある高山植物の中でも最もおぼえ易い花ではないでしょうか。ガラガラしたれき地に生えるのに、とてもみずみずしい印象があります。
近くでは、ミヤマガラシ Barbarea orthoceras 、オヤマノエンドウ Oxytropis nigrescens ssp. japonica 、イワベンケイ Rhodiola rosea なども見ました。いずれも東北の高山ではなかなかお目に掛かれない花ばかり。
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| ミヤマガラシ |
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イワベンケイとオヤマノエンドウ。
チシマアマナもちょろっと見える。 |
| イワベンケイの比較的大きな株 |
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稜線でライチョウにも会った。 |
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