♪ムスカリ〜な日々/その2.私のムスカリ図鑑

この頁では元々うちにあったムスカリを紹介してみますただしムスカリ アルメニアカム Muscari armeniacum 以外)

近頃、冬の園芸店を訪ねると、薄い青紫のムスカリのポット植えをよく見かけます。中にはクリスマスパールという品種名がついていたりして、いかにも早咲きのように感じますが、同じ球根を外植えにしておくと、普通のアルメニアカムのように春に咲き、しかも花の色は濃い青紫でした。
またある年、普通のアルメニアカムをポットに植え、半室内(サンルーム)に置いていたら、2,3月には咲き出しました。花の色は薄い青紫。色が薄くなったのは、光量が足りないせいだと思われます。
すると・・・(^_^;)普通のアルメニアカムとクリスマスパールはいったいどこが違うのでしょうか?
クリスマスパールという謎の早咲き品種。
1998/03/07
ムスカリ アズレウム Muscari azureum の白タイプ。
1997/04/05

 ムスカリ アズレウム Muscari azureum
たまたま撮影時、朝日が当たり、赤っぽくなってしまいましたが、
元々は綺麗なブルーです。1994/04/16

ムスカリ アズレウム Muscari azureum はトルコやコーカサス原産。見た目はムスカリそのものですが、花が鐘状で開いていることから、ヒヤシンス属として扱われることもあります( Hyacinthus azureus )。最近はヒヤシンスでもムスカリでもないものと位置づけられているようです( Pseudomuscari azureum , Hyacinthella azurea )。

ムスカリの欠点としてよく話題になるのが、秋からベロベロと伸び出し、春には先が枯れたり、見苦しく絡まり、メデューサ状態になる葉っぱです。植えっぱなしにしておくと、どうしてもそうなってしまいますが、それを防止するには・・・
1.毎年、球根を掘り上げ、秋遅く、或いは初冬に植える。
2.葉っぱのお行儀のよい種類を植える。
ムスカリ ラティフォリウム Muscari latifolium はトルコ原産。ムスカリの仲間では珍しく広い葉を持ちます。しかも春になってから出るので、例のメデューサ状態になることはまずあり得ません。ただし球根は増えにくく、花もやや地味ですが、近づいてみると、上がライトな青紫、下がダークな紫ときちんと二色に咲き分けています。
ムスカリ ラティフォリウム Muscari latifolium
1997/04/20
現在、流通している白ムスカリは系統の違ったものが幾つかありますが、量的に多いのは、ボトリオイデス Muscari botryoides 'Alba' だと思います。こちらも葉は春になってから出るので、お行儀が良い印象があります。
Muscari botryoides 'Alba'
1997/04/27
バレリーフィニス Valerie Finnis
2004/04/23
近頃、バレリーフィニス Valerie Finnis というコバルト色のムスカリが出回るようになりました。ヨーロッパから西アジアに広く分布しているネグレクタム Muscari neglectum から改良された品種のようです。
私も一昨年入手し、その色合いを楽しんでおりますが、植えっぱなしにしておくと、葉は乱れました。

バレリーフィニス Valerie Finnis のアップ。
2003/04/27
正体不明の品種。
2002/04/20

上右は数年前に買った正体不明の品種です。強いブルーの株から、何本かコバルト色の花が咲き上がるのですが、今にして思えば、バレリーフィニスの混じった球根だったんでしょうね。

一般的なアルメニアカムですが、近頃は青みの強い品種や八重などいろいろな品種が豊富に出回るようになりました。
コートダジュールという青み強い品種。
1996/05/11
ファンタジークリエーションというアルメニアカム系の八重品種。
下の灰色がかった葉はツノコマクサ。2004/05/03

ここでちょっと変わったムスカリを。
前頁ムスカリ モスカタムによく似てますが、買った時の名称はムスカリ アンブロシアカム Muscari ambrosiacum でした。ムスカリとは別属との見解もあります( Muscarimia ambrosiacum )。やや寒がるようなので、うちではサンルームに置いてます。
1999/04/24 2000/04/30
サファイヤーはアルメニアカム系としては遅咲き、しかも蕾のまま開かずに終わります。
サファイヤーというアルメニアカム系の品種
2003/05/05
Muscari comosum (Leopoldia commosa)
1996/06/08
上右はハネムスカリ Muscari comosum (Leopoldia commosa)の品種、プルモーサムでしょうか。
球根はムスカリの仲間としては驚くほど大きく、しかも開花はとても遅く6月でした。咲いた翌年以降は葉だけが出て、やがて消滅しました。花が重たいので、開花時は地に伏してしまいます。鑑賞するなら鉢植えの方がベターだと思いました。

それではうちの庭でのムスカリの頑張り具合を見てみましょう。
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(本頁は2004/05/23にアップしました。)