盛夏の御浜/2.ハクサンシャジン他

真夏に咲くのはニッコウキスゲやコバイケイソウだけではありません。他にもいっぱいあります。中でも青紫のハクサンシャジンやマゼンタのハクサンフウロヨツバシオガマ、朱橙のクルマユリ、黄色のトウゲブキ、コガネギクなどはよく目立ち、そこかしこで見ごたえのあるお花畑を作ります。
ハクサンシャジン(タカネツリガネニンジン) Adenophpra triphylla var. hakusanensis は下界のツリガネニンジン Adenophpra triphylla var. japonica に較べると、丈が低く、花穂も密で綺麗です。

ハクサンシャジンが主役の一角。バックにはニッコウキスゲやヨツバシオガマ、
右端にトウゲブキも見える。 1993/08/08


ハクサンフウロ Geranium yezoense var. nipponicum
手前は筋のある葉はタカネアオヤギソウ。右上の丸い葉はトウゲブキ。
1987/07/26
トウゲブキ(黄) Ligularia bodgsonii 、
クルマユリ(朱橙)、ハクサンフウロ(桃)
のコンビネーション。1988/07/30
ハクサンフウロのアップ。1988/07/30
ヨツバシオガマ Pedicularis chamissonis var. japonica 1988/07/30 クルマユリ Lilium medeoloides
秋田や山形では平地の林でもよく見かけます。
1987/07/26

少し地味な花も紹介します。
まずはシロバナトウウチソウ Sanguisorba albiflora ですが、こちらはワレモコウの仲間で東北の高山に特有。ピンクがかったものもありますが、基本的には白で(^^;)あまり綺麗とは言えません(写真→カライトソウ異聞)。

真夏以降の鳥海山はアザミの多い山です。
遠目にはウゴアザミの方が目立つので、これをチョウカイアザミと勘違いしている人も居ました。
チョウカイアザミ Cirsium okamotoi は頭花は大きいのですが、色が暗いので、いつ咲いているのかわかりにくい花です。

ウゴアザミ Cirsium ugoense 1990/08/19
チョウカイアザミ。丈は1m近くなる。1990/08/19 チョウカイアザミの実。1988/09/18

ヤマホツツジ Cladothamnus bracteatus の背丈は30センチ程度。下界のホツツジ Elliottia paniculata と較べると、驚くほど背が低く、岩の上を絨毯のように被ってました。花はアップで見るとなかなかユニークです。

ミヤマホツツジ。1988/07/30

鳥の海に降りてみませんか
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